雨漏りについて


雨漏りの主な原因と発生場所

雨漏りの主な原因
屋根や外壁の経年劣化.破損.欠損または台風などの天災、もしくは新築.リフォーム時の施工不良など。

雨漏りの主な発生場所
屋根.外壁.屋上.ベランダ.窓廻りなど


『気付かなかったりそのまま放置』になりやすい雨漏りの症例

こんな症例に心当たりはありませんか?
気が付いたら天井や壁にシミが出ていた
雨が降ると天井裏などからポタポタと音がする
雨が降ったあとカビ臭い
雨が降ると窓廻りに水滴が溜まっている(結露の場合もあります)
*これらの症例は少量の雨漏りかもしれませんがそのまま放置するのはおすすめできません。
*台風や強風時に被害範囲が拡大したり健康面や建物・家財などに二次被害が発生する可能性があります。


『雨漏りの二次被害』の一例

ちょっとした雨漏りでも放置したままだと以下のような二次被害につながることがあるので要注意!

健康被害・・・・雨漏り放置⇨湿気過多=結露→カビの発生など(アレルギーの誘発などの可能性)
建物被害・・・・雨漏り放置⇨湿気過多=結露→カビやシロアリの発生(建物の劣化・耐久性の減少)
建物家財被害・・雨漏り放置⇨雨水侵入=電気配線.家電機器等への影響(漏電による故障.火災など)


『雨漏りのセルフチェックの一例

・お体の病気と同じく建物の雨漏りも発生してから対処するよりも発生させない予防が肝心!

*まずはお客様ご自身の目で半年~1年ごとぐらいに定期的な目視チェックをおすすめします!

『セルフチェックする場所』の一例
(脚立やハシゴを使用してのチェックは大変危険ですので地上から目視できる範囲としてください)
瓦屋根の場合・・・・・・瓦のズレや割れおよび漆喰の劣化や欠損
瓦以外の場合・・・・・・屋根材の劣化(色の退色・コケの有無・錆の有無)や欠損
モルタル壁の場合・・・・外壁塗装の劣化(色の退色・コケの有無)やモルタルのひび割れ.欠損
サイディング壁の場合・外壁材の劣化(色の退色・コケの有無・ひび割れ・欠損)やコーキングの劣化

・塗装の劣化の目安として指で触れて指に色移りがある場合はチョーキング現象が発生しています。
*チョーキング現象とは紫外線や風雨により塗装の表層が劣化する『粉がふいている』という状態。

*雨漏りの可能性に当てはまった時はご相談無料ですのでお気軽にお問い合わせください。


雨漏りの主な調査方法

目視調査・・・・ヒアリングおよび建物内外の目視調査

詳細調査・・・・散水調査・赤外線カメラ調査

雨漏りの目視調査.詳細調査および診断結果の有効性は、総合的な建築物の施工と管理に関する知識の有無に大きく左右されるため、建築全般の施工に携わっている経験豊富な建築業者へのご依頼をおすすめします。


雨漏りの修繕方法の一例

雨漏りは原因と場所により最適な修繕方法も多種多様です。

屋根 ・・・・・・不良箇所の部分補修・漆喰の塗替など~全面的な劣化の場合は屋根葺替
・外壁 ・・・・・・ひび割れ.コーキング劣化の部分補修など~全体的劣化の場合は外壁塗替など
・屋上.ベランダ・・防水以外(笠木等)の不良箇所の部分補修~防水の劣化の場合は防水改修など
・窓廻り ・・・・・窓周囲の外壁ひび割れ.コーキングの補修~外壁塗替も含めたサッシ改修など


雨漏りの保について

『火災保険の風災補償』

火災保険は火事以外にも落雷.風災.雷災.水災など多種多様な自然災害による被害を補償する保険です。

まずは、現在ご加入されている火災保険に風災補償がついているかをご確認ください。

屋根や外壁の雨漏りの原因が台風や強風などの風災害で被害を受けたことに起因する場合、雨漏りの修繕費が保険適用対象になる可能性があります。

但し、火災保険の風災補償は建物の経年変化や老朽化による雨漏りでは保険適用対象外になります。

『例え台風や強風などの風災害で受けた被害であったとしても、雨漏りは長期間放置すると自然災害との関係性が立証しにくくなり経年劣化と判断されやすくなります』

万が一の風災の被害に遭った際、風災補償に該当するかは自然災害との関係性の立証に左右されます。

適切な時期の建物メンテナンスにより経年劣化の進行を改善しつつ、大雪や台風などの時期がわかりやすい自然災害の発生時期の前と災害に遭ったのちに定期的な点検をすることにより、万が一の損壊を速やかに発見できる可能性が高まり自然災害との関係性も立証しやすく保険の申請もスムーズになります。